ダイエットが続かない人必見|初心者が陥る4つの罠と対策
今日は、ダイエットを始めた人が ほぼ確実にハマってしまう罠 について書いてみようと思います。
結論から言うと、ダイエットが続かない理由の多くは、
あなたの意志の弱さではなく、“間違ったスタート”にあります。
その代表的な4つがこちらです。

1. 毎日体重をはかって一喜一憂する
体重は「水分量」「むくみ」「便通」「前日の塩分量」などで簡単に上下します。
1日で1kg増えたとしても、ほとんどが脂肪ではありません。
それなのに…
- 減った → ダイエット成功!
- 増えた → なんで!? もうだめだ…
こんな風に感情を振り回されると、モチベーションは確実に削られます。
体重は「月に1〜2回のチェック」で十分です。
2. 頑張りすぎる(食事制限・ウォーキング・筋トレ)
ダイエットを始めたばかりの人は、
- 食事を極端に減らす
- 毎日ランニングをする
- いきなり高重量の筋トレを始める
という フルスロットル状態 になりがちです。
でも、これは必ずどこかでガス欠になります。
急ブレーキと急アクセルを繰り返しているようなものなので、長続きしないのは当然です。
3. 結果が出ない自分を責める
短期間で結果が出てほしい気持ちはよくわかります。
ただ、体脂肪は 1kg減らすのに約7,000kcalの赤字 が必要です。
1日で落ちるわけがありません。https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/exercise/s-00-012
それでも結果が出ないと、
- 「自分はダメだ」
- 「意思が弱い」
- 「また失敗した…」
と自分を責めがちですが、原因はあなたではなく やり方 です。
4. 短期で結果を求める(これがすべての失敗の元凶)
おそらく、ダイエットが失敗する最大の理由はこの 短期志向 です。
短期で結果を出したいと焦ると…
- 過度な食事制限 → フラフラして続かない
- いきなり高負荷の運動 → ケガをして続かない
- 数字がすぐ動かない → イライラして自分を責める
- ストレス増大 → 暴飲暴食でリバウンド
という「失敗ルート」に一直線です。
短期で痩せようとするほど、
肉体的にも精神的にもストレスが溜まり、最後は必ずリバウンドします。

失敗パターンの逆を行動に|今日からできる成功習慣
ここまでの失敗原因を踏まえ、具体的に「何をすればいいか」を整理します。
ポイントは失敗パターンと真逆の行動を習慣にすることです。
1. 体重に振り回されない → 「月1回の体重チェック」
- 体重は月に1回 月末 だけ測る
- 記録アプリやノートに書き、長期の変化だけを確認
- 小さな変化に焦らず、習慣の継続を最優先
2. 小さく始める → 「無理せず行動」
- 食事は少し減らす、置き換え1食からスタート(例 朝食の菓子パンをヨーグルトとバナナへ)
- 運動は週2〜3回、10〜20分のウォーキングや軽い筋トレから
- 小さな成功体験を積み重ね、モチベーションを維持
3. 自分を責めずに改善する → 「少しずつ調整」
- 記録を振り返り、改善点を1つだけ変える
- 「今日は〇〇ができた」と成功体験を意識
- 数字よりも行動を褒める習慣を作る
4. 長期目線で続ける → 「焦らず習慣化」
- 1ヶ月に0.8㎏から1㎏の減量
- 「半年後の自分」をイメージして無理のないペースで継続
- 運動や食事改善は習慣化を最優先
ダイエットは“短距離走”ではなく“ゆっくり歩く長距離”
短期で痩せようとするほど、身体も心も壊してしまいます。
逆に、ゆっくりでいいから長く続ければ、結果は自然とついてきます。
だからこそ、前回のテーマでも書いたように、
最初にやるべきことは「記録すること」だけで十分 なんです。
続けられないやり方をしてしまうと、必ず失敗する。
続けられるやり方なら、確実に成功する。
ダイエットは、ただそれだけのシンプルな話なんです。
■ まとめ:短期ではなく“長く続く仕組み”を作る
ダイエットは意志の問題でも根性論でもありません。
失敗する人の多くは、
「短期で結果を出そう」と焦ってしまうこと が最大の原因です。
逆に、成功する人の共通点は驚くほどシンプルです。
- 体重は月一回のチェック
- 運動と食事の記録をつける
- ウォーキングと緩い筋トレ
- 適切な睡眠
- 自分を責めないマインド
これだけで、身体は自然と変わっていきます。
まずは小さく始めて、淡々と続けること。
これが、誰でも確実に痩せる“王道”です。
注意点
※本記事は一般的な健康管理を目的とした情報提供であり、
特定の疾病の診断・治療を目的としたものではありません。
糖尿病、腎疾患、脂質代謝異常などの持病がある方は、
必ず医師または管理栄養士にご相談のうえ、判断してください。


