ダイエットを始めたのに、体重が増えた!?|それは失敗ではありません
「よし、ダイエットを始めよう」
そう決意して
- 食事制限をして
- 筋トレをして
- ウォーキングも続けた
1日目、体重は少し減った。
「いい感じだ」と思った。
ところが——
3日目、体重計に乗るとむしろ増えている。
「え?ちゃんとやってるのに?」
「やり方が間違っている?」
実はこれ、ダイエットを始めたほとんどの人に必ず起こる現象です。
そして結論から言うと、脂肪が増えたわけではありません。
ダイエット初期に体重が増える最大の理由
筋トレ・運動による「炎症と水分貯留」
ダイエット開始直後に体重が増える一番の理由は、
筋肉の炎症による水分貯留です。
筋トレや運動をすると、筋肉の中では
- 筋繊維に微細な損傷が起こる
- 修復のために炎症反応が起こる
- その結果、水分を一時的に溜め込む
という反応が起こります。
これは筋肉が強くなろうとしている正常な反応です。
特に
- 久しぶりに運動を始めた
- ダイエット初期で体が慣れていない
このタイミングでは、
数百g〜1kg程度体重が増えることも珍しくありません。
グリコーゲンと水分の関係も影響する
体は糖質を「グリコーゲン」という形で
筋肉や肝臓に蓄えています。
重要なのは、
グリコーゲン1gにつき、約3〜4gの水分が結合する
という点です。
ダイエットを始めて運動量が増えると、体は
「また動くぞ」「エネルギーが必要だ」と判断します。
その結果、
- グリコーゲンを溜め直す
- それに伴って水分も増える
脂肪は減っているのに、体重は増える
という現象が起こるのです。
塩分・味付けの変化による「むくみ」
ダイエット中はヘルシーな食事を意識しますが、
- 鶏むね肉に塩
- サラダ+ドレッシング
- プロテインや加工食品
などで、意外と塩分が増えがちです。
塩分を多く摂ると、体は水分を保持します。
これも一時的な体重増加の原因になります。
腸内環境の変化も体重に影響する
食事内容が変わると、
- 野菜・食物繊維が増える
- タンパク質量が増える
結果として
- 腸内の内容物が増える
- 排便リズムが一時的に乱れる
これも体重が増えたように見える理由のひとつです。
ストレスホルモン(コルチゾール)の影響
ダイエットを真面目に頑張るほど、
- 食事制限
- 運動量増加
- 睡眠不足
が重なりやすくなります。
すると分泌されるのが
コルチゾール(ストレスホルモン)。
コルチゾールが増えると、
- 水分を溜め込みやすくなる
- 体重が落ちにくくなる
という反応が起こります。
これは意志の弱さではなく、生理反応です。
脂肪が増えた可能性はほぼゼロ
脂肪1kgを増やすには
約7,200kcalの余剰摂取が必要です。
3日間、
- 食事制限をして
- 運動をして
この条件で脂肪が増えることは、
理論的にもほぼ不可能です。
3日目の体重増加は「正常な通過点」
ダイエット初期の体重変動は、
- 水分
- 炎症
- 腸内内容
- ホルモン
によるもの。
つまり
体が変わり始めているサインでもあります。
正しい向き合い方
- 体重は毎日計らない。2週間に1回で十分。
- 最初の2週間は
- ウエスト
- 見た目
- 習慣の継続
を重視する
- 体重が増えても「失敗」と決めつけない
まとめ
ダイエット初期に体重が増えるのは、
- 筋トレ・運動による「炎症と水分貯留」
- 塩分・味付けの変化による「むくみ」
- 腸内環境の変化
- ストレスホルモン(コルチゾール)の影響
が原因のことが多く、体脂肪の増加ではありません。
せっかく良い習慣を始めたのに、体重が増えてしまう。
ここでやめてしまう人が多いです。
しかし、ここを乗り越えて続けた人だけが次の段階に進めます。
焦らず、淡々と。
体は必ず、あとからついてきます。


