年末年始のダイエットはどうする?忘年会・クリスマス・正月でも太らない現実的な対策
結論:楽しいイベントにダイエットを持ち込んではいけない
12月から1月にかけて、私たちは一年で最も「食のイベント」が集中する季節に入ります。
- クリスマスにはケーキ
- 忘年会ではお酒とごちそう
- お正月にはお餅やおせち
さらに師走の忙しさで運動量は減り、
年始には帰省して、こたつでぬくぬく…気づけばそのまま寝落ち、なんてこともありますよね。
ダイエット中の人ほど「楽しめなくなる季節」
ダイエットをしていると、こんな場面が増えます。
- みんなが楽しそうに食べているのに
「私はダイエット中だから…」と遠慮する - お酒やケーキを勧められても断る
- 楽しそうな空気の中で、どこか罪悪感を感じてしまう
たしかに、ダイエット的には“正しい行動”かもしれません。
でも、あなたの人生はダイエットだけではないはずです。
- 暖かい人間関係
- おいしい食事
- そこから生まれる幸せな時間
それを、体重の増減だけのために犠牲にしてしまうのは、私は違うと思っています。
だから結論です
「そのときは、思いっきり楽しみましょう」
イベントの日くらい、心から楽しんでください。
そして——
楽しい時間が終わったら、また淡々といつもの生活に戻る。
それだけでいいのです。
1日や2日で、あなたの体脂肪は大きく変わりません。
太るのは「イベント」ではなく、その後のダラダラ生活です。
それでも「積み上げた努力を無駄にしたくない人」へ
ここからは、楽しみながらも太らないための現実的な対処法です。
✅ 飲み会や外食がある日は「朝か昼で調整」
夜にしっかり食べる予定があるなら、
- 朝ごはんは思いきって抜く
- もしくは「超軽く済ませる」
これだけで、1日のカロリー収支はかなり整います。
✅ タンパク質が不安な人の最低限セット
完全に抜くのが不安な方は、これくらいで十分です。
- ゆで卵+マヨネーズ少し
- バナナ1本
これだけでも、血糖値は安定しますし、空腹で暴食するリスクも防げます。
✅ 昼は「完全栄養食」で固定してしまう
夜にお酒やごちそうが入る日は、
- 昼はベースブレッドなどの完全栄養食
- カロリーは朝+昼で 800kcal前後 に抑える
例えば、あなたの消費カロリーが2000kcalなら、
- 夜に1200kcal食べても ちょうど帳尻が合います
飲み会ではどうせ
「何をどれだけ食べたか」なんて正確に把握できません。
だからこそ、事前に調整するのが一番ラクで確実です。
イベントが続いても、1日単位で調整すればいい
忘年会、クリスマス、正月…とイベントが連続しても大丈夫です。
- 食べる日
- 抑える日
このメリハリを1日単位で繰り返せば、
体重は“ほぼ横ばい”で乗り切れます。
そしてイベントがすべて終わったら、
また、元のバランスの取れたダイエット生活に戻る。
それだけで、何も問題はありません。
最後に:あなたが守るべきものは「体重」だけじゃない
ダイエットは大切です。
でもそれ以上に大切なのは、
- 人との時間
- 季節の行事
- 心が満たされる体験
それらを犠牲にするダイエットは、長続きしません。
楽しむときは楽しむ。
締めるときは締める。
それが、あなたがこれから一生続けられる
「現実的で、やさしいダイエット」です。
注意点
※本記事は一般的な健康管理を目的とした情報提供であり、
特定の疾病の診断・治療を目的としたものではありません。
糖尿病、腎疾患、脂質代謝異常などの持病がある方は、
必ず医師または管理栄養士にご相談のうえ、判断してください。


